「口を大きく開けられない」「口を開くたび顎の関節からポキポキ音がする」「顎が痛くて食べることも苦痛」など、このような症状があったら「顎関節症」の疑いが高いです。
現代病として認められるくらいお悩みの患者様が多くなった顎関節症ですが、多くの場合、噛み合わせのズレや噛むクセによるものが大きいようです。
以下のような症状やクセがある場合には、顎関節症の可能性がありますので、一度ご相談ください。
【 顎関節症が疑われる症状やクセ 】
顎関節症であるにもかかわらず、上記のような症状を放っておいてしまうと、噛み合わせの悪さや顎関節症が原因となり、精神的な落ち込みが激しくなったり、噛み合わせによる身体のバランス感覚が悪くなることで、立つことも困難になってしまうほど、全身に影響を及ぼしてきます。
治療法は、被せ物などによる噛み合わせの改善・調整やマウスピースによる治療など症状により様々ですが、当歯科医院では、マウスピースによる治療をメインに行っております。
【初期治療】
まずはお口の状態を確認し、虫歯や歯のない状態を回復し、「バイトプレート」というマウスピースにより治療を開始します。
【治療期間】
寝る時にマウスピースを付ける治療法を、約1、2年間続けていただきます。
【通院回数】
月に1回のペースで、マウスピースの調整にご来院いただきます。
治療を続けていくうえで、マウスピースがボロボロになってしまった場合には、新しく製作します。
顎関節治療は「保険診療で行える」にもかかわらず、放置されている方がとても多いようです。上記のように、症状が進むにつれて全身への悪影響が懸念されますので、早めに歯科医院で診てもらうようにしましょう。